こんにちは。築40年以上の中古マンションをリノベーションして、2人の息子と猫1匹(aru)と暮らすリノベデザイナーの aiko (@aru.home_ai)です。
いよいよ明日から、実家リノベが着工になります。
すっかり家具や家財が片付けられた部屋がこちらです。
広く感じられますね。
すべての部屋をリノベーションせずに空き部屋に移動することができれば、仮住まい先の家賃と移動の負担を軽減できます。
みなさまのご実家をリフォームやリノベーションをしようと思ったときに、ネックになることはなんでしょうか。
いろいろなハードルがあると思うのですが、経年劣化で傷んできているとはいえ、故障したわけではない設備機器や内装を更新することに対する「もったいない」、「まだつかえるのでは?」という気持ちの部分もあるのかなと思います。
リフォームやリノベーションは、必要に迫られて実施する(しなければならない)ケースと、生活環境の変化があり、より快適な暮らしを見据えて、暮らしの質を向上させるケースがあると思います。
- 必要にせまられ → 水廻り機器が故障した。
- 必要にせまられ + くらしの質を向上 → 子供の部屋が足りずに、どうしてももう一部屋確保する必要がある。日頃からの家事動線にストレスを感じている
- くらしの質を向上 → 特に日々の生活に不満はないが、空き部屋が増えてうまく使えておらず、さらに快適に暮らしの質をあげたい
わたしで言うと、自邸リノベは②、実家リノベは③に近いイメージです。
もちろん①をきっかけに、②や③を考えだすこともありますよね。
施主さまの年代によっても、リノベーションのコンセプト(家族は家にどのような役割を期待するかを理解する)は、変化していくことになります。
わたしの親世代は、物を大切にして暮らしてきた世代だと思っています。
リノベーションに限らず、使えるものを物を捨てることに少し抵抗があるのは、「だれもがそうかなぁ」と思っています。
理想は、物を捨てるということではなく、今あるものと向き合って、住宅リノベーションをきっかけに、まずはお客さまのライフスタイルにあった必要なモノの量を決めていくことだと思っております。
そうして不必要なモノを取り除いて、残したいモノ(お気に入りのモノ)の収納場所をリノベーションプランに反映させる。
モノの居場所を決めるだけではく、量についても向き合うこと。
家族の居心地のいい暮らしに、必要かつ納得する、ちょうどいい収納を手に入れて、過ごしてほしいと思っております。
実家リノベの完成の完成が楽しみです!
リフォームをお考えのかたになにかヒントになればうれしいです。
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最後まで読んで頂きありがとうございます。