リノベーション

築21年のマンションリノベーション𓅩実家リノベ編 Vol.4

こんにちは。築40年以上の中古マンションをリノベーションして、2人の息子と猫1匹(aru)と暮らすリノベデザイナーの aiko (@aru.home_ai)です。

この記事では、わたしが日頃から『リノベのお打ち合わせをすすめるにあたって大切にしていること』について、お伝えできればと思っております。

実家リノベや自邸リノベをご検討中の方に、参考にしてもらえるポイントが一つでもあればうれしいです。

よければ、チェックしてみてくださいね^^

前回の記事では、CGパースや手書きパースの活用法についてお伝えしました。

まずは、わたしが日頃からリノベのお打ち合わせをすすめるにあたって大切にしていることをお伝えしますね。

それは、「リノベーションをしよう」と思い立って、はじめてのお打ち合わせでお聞かせて頂いた「リノベへの思い率直なご要望」なんです。

なぜ、大切にしているかをご説明しますね。

それは、プラン作りに行き詰まったときに、必ずと言っていいほど、初回お打ち合わせのご要望をまとめたヒアリングシートを見返すからなんです。

リノベのお打ち合わせを進めるなかで、価値観やご要望が変化することはよくあるのですが、初めてお打ち合わせさせて頂いたリノベへの思いやご要望を改めて見返すと、必ずといっていいほど発見があるんです。

その結果、プラン作りのヒントが見つかって、プランづくりが前に進むことがよくあるんです。

そういった理由で、わたしは、初回のお打ち合わせをとても大切にしています。

ちなみに、こちらが、施主様(父)からの要望シートです^^

はじめてのお打ち合わせでは、遠慮することなく、リノベ会社の担当者さんへ、自分たちの要望を伝えるてみてくださいね。

まずは、こういった施主様のご要望をプラン作成のベースにします!

とはいえ、「リノベーションしよう」と思い立って、検討をしはじめた方の多くは、このような疑問をお持ちなのではないのでしょうか。

専門誌などを読んだり、リノベ会社の完成見学会に参加したりしています。どの会社のリノベーション事例も素敵で目移りしてしまいます。

果たして自分達の家族に事例に載っているようなリノベーション必要なのか?リノベ後の生活が想像できず、悩んでしまっています。

リノベ後の生活が想像できず、リノベ会社に要望を伝えるというのはとてもむづかしいですよね。

果たして、思い浮かんだ要望が本当に自分たちに必要なのかすらわからず、悩んでしまうことは、当然なんです。

少し長くなってしまいますが、noteで限定公開させてもらっているブログの記事を抜粋してお伝えしようと思います。

リノベの進め方を迷っている方のヒントになればうれしいです。


中古マンション+リノベを成功させるための発想とは!?

中古マンション+リノベを成功させるための発送とは?ポイントは大きく3つあると思っています。

成功のポイント

  • ロールモデルをきめればリノベはうまくいく!
  • 家族でリノベーションのコンセプトを話し合う!(家族は家にどのような役割を期待するのか?
  • ロールモデルから軸をずらす

この記事を読めば、「リノベーション後の生活を想像することができる」そんな記事です。

それでは早速はじめましょう。

ロールモデルをきめればリノベはうまくいく!?

みなさんは「ロールモデル」という言葉をを聞いたことがあると思います。

説明すると規範となる考えや行動をしている人のことであり、簡単に言えば「お手本となる人や事例」です。

リノベを成功させるためのポイントの一つ目は、ロールモデルを決めることだと思っています。

ロールモデルを探す条件は、「自分達と家族構成や予算が似ていて、感覚的にいい!と思えるもの」で問題ないです。

では、どうすれば、お手本となるリノベーション事例を探すことができるのでしょうか。

「家族構成や予算も違うのに、そのまま真似しようとしても実現できないのでは?」と思われますよね。

もちろん、そのまま真似しようというわけではありません。

むずかしく考えずに、これからリノベーション会社と打ち合わせを進めていくための土台として、お打ち合わせをすすめる途中に迷った時に参考にする程度と考えてもらえれえばOKなんです。

では、どのようにロールモデルとなる施工事例を探していくかについてお伝えします。

おもには、この3つが情報源となります。

雑誌(リフォーム、リノベーション専門誌、ライフスタイルマガジンなど)

SNSやアプリ

実際にリノベ会社の完成見学会に参加する。

まずは、おすすめのSNS、アプリについて、簡単に解説しますね。

・インスタグラム(https://www.instagram.com)
・ピンタレスト(https://www.pinterest.jp)
・ルームクリップ(https://roomclip.jp

おなじみなアプリもありますよね。それぞれのアプリの特徴と活用法をこちらの記事で、かんたんに説明しています。

数年ほど前までは、雑誌やgoogle検索後のイメージ写真の共有で、お打ち合わせを進めていました。

今は、SNSやアプリの活用して、イメージの共有をすることが多いです。

完成見学会への参加するメリットについては、こちらの記事も参考にしてみてください。

もう少し詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしていただければうれしいです。

相性のよいリフォーム・リノベーション会社との探し方を解説【口コミの注意点あり】https://note.com/aru_home/n/nf57077482620

つぎに大事なことは、いろいろな情報が集まったら、「どんな家にしたいか」「これからの暮らし方について」時間をかけて、しっかりとご家族と話あうことだと思います。

リフォームやリノベーションは、ご家族のあいだで意見がことなることも多いのですが、じっくりと話し合って、リノベのお打ち合わせをすすめてほしいと思っています。

リノベについて、家族で話し合うコツは、次の章でお伝えしますね。

リノベは、今の暮らし方を見直して、これから暮らしを理想に近づけるきっかけになります。リフォーム・リノベーション工事に役立つアプリをうまく活用しながら、まずはロールモデルを探しましょう。

リノベーションのコンセプト設計とは?(家族は家にどのような役割を期待するかを理解する)

コンセプト設計と聞くと、「リノベーション会社側が考えるものでしょ」と思われるかもしれませんが、施主側もしっかりとコンセプトを考えることは重要だと思っています。

コンセプトとは、全体を貫く基本的な観点・考え方のことです

要は、「なぜリノベーションをするのか」ということを決めることです。

「そんなコンセプトとか、難しいことを言われても?」と困ってしまいますよね。

ポイントは、考えすぎずに簡単に言語化することからスタートしてみてください。

例①:家族全員がリビングにあつまってワイワイと毎日が楽しくなる家

例②:とにかく家事を楽に、スッキリとものが収まっている家など

言語化は、リノベ会社側と打ち合わせやプラン決めに向けて、一貫性をもたせるためにも大事なポイントだと思っています。

つまり「その家に暮らす家族は家にどのような役割を期待するか」を考える決める)イメージです。

お打ち合わせをすすめると、リノベ会社側の提案にいい意味で影響されて、本来のコンセプトからブレてしまうことがよくあります。

もちろんお打ち合わせをする中で、コンセプトが変化することは悪いことではないのですが、迷ったら最初に決めたコンセプトに立ち戻ってみてほしいと思います。

リノベーション工事のお打合せをすすめると、施主さま側もリノベの知識がどんどん増えてきますよね。

その結果、やりたいことや機能性を求めて、どんどんと要望や価格が上がっていく傾向にあります。

明確なコンセプトをもつことで、リノベーション全体の予算のブレを防ぐことができます。

リノベーション成功のコツ!!ロールモデルから軸をずらす

リノベーションを実施して成功した人(ロールモデル)を参考にすることが、リノベ成功の近道とお話ししてきました。

ただし、ロールモデルは自分達のリノベーションを進める土台であり、「施主さま、それぞれのオリジナル」が必要になると思っています。

ロールモデルと同じコンセプトにしてしまえばロールモデルと同じ家にしかなりませんからね。

そこで、「ロールモデルからどのように軸をずらすか」を考えてみることも必要なんです。

つまり、ロールモデルやコンセプト設計は重要とお伝えしましたが、そこで決めたものが絶対だというわけではありません。

本当にこの機能は必要かな?」「家族のライフスタイルにあっているかな?」など、家族全員で話し合ったリノベーションコンセプトに立ち返りってほしいと思います。

ロールモデルを参考にして家族で話し合い、コンセプトを考え、リノベ会社と打ち合わせをして、家族のオリジナルを考える。

このサイクルを繰り返すことにより、理想のリノベーションに近づいていくと思います!

実家リノベは、家族だからこそ、気兼ねなく話すことができますし、自分が育った実家をリノベさせてもらえるのは、自邸リノベと同じぐらい楽しみでもあります。

プレッシャーもありますが^^;

これからも実家リノベの様子を発信していきます。

リノベやリフォームをお考えの方に、少しでもヒントになればうれしいです。

ながくなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

次回は、オリジナルキッチンについて、書いてみようと思います。

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