リノベーション

【実録】先輩パパママに聞いた、中古マンションリフォームで後悔した話5選

「マイホームなのに、住み始めてから『しまった…』って思うことがあるなんて」

こんにちは、リノベ部!です。

中古マンションを買って、理想の間取りにリフォームする。子育て世代にとって、これって人生でそう何度もない大きな決断ですよね。

教育費もこれからかかるのに、リフォームにいくらかけるべきか、何を優先すべきか、正直不安だらけだと思います。

私はこれまで、実際にリフォームを終えた先輩パパママたちから、たくさんの「本音」を聞いてきました。


カタログには載っていない、住み始めてから気づいた後悔の声です。

「え、これ知らずにリフォームしてたら、うちも同じ後悔してたかも…」

そう思わずヒヤッとするような話ばかりでした。


今日はその中でも特に多かった後悔を5つ、リアルな声とあわせてご紹介します。


最後まで読んでいただければ、同じ失敗を避けるためのポイントがしっかり分かるようになっています。

それでは、さっそくいってみましょう!

この記事でわかること

  • 子育て世代が実際にリフォームで後悔した5つのリアルな話
  • なぜその後悔が起きたのか(原因)
  • 同じ後悔をしないための具体的な対策
  • 中古マンションリフォームで見落としがちな注意点

第5位:コンセントの位置・数が全然足りなかった

「スマホの充電、加湿器、空気清浄機、赤ちゃんの見守りカメラ……。壁という壁から延長コードが伸びていて、せっかくリフォームしたリビングがタコ足配線だらけです」(30代・娘さん1歳のママ)

図面の上では「これくらいあれば十分だろう」と思っていても、実際に子育てが始まると家電の数は想像以上に増えます。


加湿器、ベビーモニター、電動鼻水吸引器、季節家電……。どれも「あると便利」なものばかりで、後から減らすことはまずありません。

なぜ起きるのか 打ち合わせの段階では、コンセントの位置や数は内装材や設備機器に比べて優先度が下がりがちです。


「だいたいこのあたりにあれば」という感覚で決めてしまい、実際の生活動線とズレてしまうケースが多く見られます。

どうすれば防げたか?

  • 1部屋につき最低3〜4か所を目安に、多めに計画する
  • ダイニングテーブルの近く、キッチンカウンターの上(ミキサーなど)は特に不足しがち
  • 古いマンションはそもそも電気容量に上限があることも。「IHコンロにしたいのに電気が足りない」ということも起こり得るので、契約アンペア数も事前に確認を

「配線工事はリフォームの中でも後から直しにくい部分。最初にちょっと多いかな?くらいがちょうどいいんです」


第4位:見た目優先で収納を削ってしまった

「とにかく広いリビングが欲しい」と、既存の押し入れやクローゼットを壊して居住スペースを広げた結果、モノが収まりきらなくなる。


これは中古マンションリフォームの後悔談として非常によく聞く話です。

子育て世代の場合、さらに深刻です。


ランドセルや学用品、ベビーカー、季節ごとのアウトドア用品、おもちゃ……。


子どもの成長とともにモノは減るどころか一時的にどんどん増えていきます。

なぜ起きるのか リフォーム計画時は「今のモノの量」を基準に考えがちですが、子どもが1人増える、成長して学用品が増える、といった数年後の変化まで見込めていないことが原因です。


見た目の開放感を優先して収納を削ると、住み始めてから物が溢れて後悔することになります。

どうすれば防げたか

  • 「今」ではなく「3〜5年後の暮らし」を基準に収納量を計画する
  • リビング以外にも、廊下や玄関などのデッドスペースを収納として活用できないか検討する
  • 見た目の広さと収納量、どちらを優先するか家族で事前にすり合わせておく

「収納は“今”じゃなくて“これから”で考えるのがコツです」


第3位:対面キッチンにしたら、音とニオイが気になる

子育て世代のリフォームで人気なのが、子どもの様子を見ながら料理ができる対面キッチン。


憧れる方も多いのではないでしょうか。実際、私が聞いた話でも「子どもを見守れるから」という理由で選んだ方は多くいました。

しかし、いざ生活を始めてみると——

「対面にしたおかげで子どもは見守れるようになったんですが、調理中のニオイや油はねがリビングまで広がるようになって……。来客のたびにちょっと恥ずかしいです」(40代・お子さん2人のパパ)

壁付けキッチンに比べて対面キッチンはスペースを取るため、部屋が狭く感じやすいという声もありました。

なぜ起きるのか 「子どもを見守りたい」というメリットばかりに目が向き、開放的な間取りゆえのデメリット(ニオイ・音・視線の抜け方)まで想像しきれていないことが原因です。

どうすれば防げたか

  • 換気扇の性能・位置をしっかり確認する(対面キッチンは油煙が拡散しやすい)
  • キッチンカウンターの高さや目隠しの有無で、生活感の見え方が大きく変わる
  • ショールームで実物を見るときは「そこに子どもが立っているつもり」で動線をイメージしてみる

「見守れる」と「使いやすい」は必ずしもイコールじゃない。両方叶える工夫がポイントです」


第2位:窓・断熱を軽視して、冬のお風呂が地獄だった

「今まで窓があったから」と、リフォーム後の浴室にも当然のように窓をそのまま残した——これが冬になって後悔の種になったという声も多数ありました。

「開放感があっていいなと思って窓を残したんですが、冬は脱衣所も浴室もとにかく寒い。子どもをお風呂に入れるたびに震えています」(30代・お子さん3歳のママ)

浴室の熱の半分以上は窓から逃げていくと言われています。


大きな窓は開放感がある一方で、実は最強の「冷気の取り込み口」にもなってしまうのです。

なぜ起きるのか 断熱は目に見えにくい部分のため、内装のデザインや設備のグレードに比べて優先順位が下がりがちです。


特に子育て世代にとっては、ヒートショックのリスクという「家族の安全」に直結する問題でもあります。

どうすれば防げたか

  • 浴室の窓は「なくす」または「断熱性の高い小さな窓に replace(入れ替え)」も検討する
  • 内窓(二重窓)の設置は専有部分でできるリフォームなので、断熱・防音の両面で効果的
  • 浴室暖房乾燥機の設置も、費用対効果が高い選択肢

「見た目の開放感と、冬場の体感温度。ここは一度、想像力をフル回転させて考えてほしいポイントです」


第1位:配管を交換せず表層だけリフォーム→数年後に水漏れ、まさかの大工事に

そして、私が聞いた話の中でも群を抜いて後悔が大きかったのが、この給排水管に関する話です。

「費用をケチって、配管はそのままで壁紙やキッチンなど見える部分だけリフォームしました。入居して2年後、下の階に水漏れを起こしてしまって……。莫大な損害賠償と、結局のやり直しに。あの時の数万円をケチった自分を殴りたいです」(40代・お子さん2人のパパ)

表向きはピカピカにリフォームされたお部屋でも、床下の見えない配管が築30年・40年当時のまま、というケースは決して珍しくありません。

なぜ起きるのか 配管は壁の中・床下に隠れていて、リフォーム後の見た目には一切影響しません。


そのため予算が厳しくなったときに真っ先に削られてしまいがちな部分です。


しかし一度床や壁を仕上げてしまうと、後から配管だけをやり直すのは壁紙を剥がすレベルの大工事になり、費用も精神的な負担も跳ね上がります。

どうすれば防げたか

  • 築25年以上の中古マンションで床を剥がすようなリフォームをするなら、専有部分の給水・給湯・排水管は更新を検討する
  • 「見えない部分」こそ、予算を削ってはいけないポイントだと肝に銘じる
  • 配管の状態は事前のインスペクション(住宅診断)で確認できることが多いので、購入前に依頼するのもおすすめ

「配管は“やり直しがきかない”部分の代表格。ここだけは絶対にケチらないでください」


5つの後悔から見えた共通点

こうして並べてみると、ひとつの共通点が浮かび上がってきます。


それは、「壁紙やキッチンなど“見える部分”よりも、配管・断熱・電気・収納といった“見えない部分・機能面”にこそ、後悔が集中しているということです。

おしゃれな内装は、住み始めてからでもインテリアやDIYである程度カバーできます。

でも、壁の中や床下のインフラは、一度仕上げてしまうとやり直しがききません。

「“かっこよさ”は後からでも足せるけど、“インフラ”は後から足せない。これだけは覚えておいてください」


子育て世代が今から意識しておきたいこと

中古マンションリフォームでは、新築にはない制約もあります。

  • 管理規約の確認:床材の遮音等級(L-45など)が指定されているマンションも多く、希望の無垢フローリングが使えないケースもあります。
  • 修繕積立金:築年数が古いほど、将来的に修繕積立金が上がっていく「段階増額方式」を採用しているマンションが多いため、リフォーム予算だけでなく毎月の固定費も含めて資金計画を立てることが大切です。
  • 将来の暮らしの変化:子どもの成長にあわせて、間取りを可変できる工夫(可動間仕切りなど)をしておくと、将来のリフォーム回数を減らせます。

これらは購入前・契約前に確認できることばかりです。「知らなかった」を減らすことが、後悔しないリフォームへの一番の近道です。


まとめ

今回ご紹介した、中古マンションリフォームでの後悔5選を振り返ってみましょう。

  1. コンセントの位置・数が足りなかった
  2. 見た目優先で収納を削ってしまった
  3. 対面キッチンで音・ニオイが気になった
  4. 窓・断熱を軽視して冬のお風呂が寒かった
  5. 配管を交換せず、数年後に水漏れという大トラブルに

共通していたのは、「見えない部分・機能面」への投資を後回しにしたことでした。

リフォームは、一生に何度もあることではありません。


だからこそ、先輩たちのリアルな後悔を「自分ごと」として一つずつチェックしてみてください。

すべての項目に「対策できている」と思えたら、あなたのリフォームはきっとうまくいきます。

「不安なことは、遠慮せず何でも聞いてくださいね。それが一番の後悔対策です」


よくある質問(Q&A)

Q. 配管の状態は、購入前に自分で確認できますか? A. 目視での確認は難しいことがほとんどです。ホームインスペクション(住宅診断)を利用すれば、専門家が配管や躯体の状態をチェックしてくれます。中古マンション購入前の依頼をおすすめします。

Q. リフォーム後に、後悔した部分だけをやり直すことはできますか? A. 部分的なやり直しは可能ですが、特に配管や電気配線など壁の中に関わる部分は、内装を一度剥がす大掛かりな工事になり、費用も高くなりがちです。だからこそ、最初の計画段階でしっかり検討しておくことが重要です。

Q. 予算が限られている場合、何を優先すべきですか? A. 見た目のデザインよりも、配管・電気容量・断熱など「見えない部分」を優先することをおすすめします。内装は後からでも工夫できますが、インフラのやり直しは費用・手間ともに大きくなります。

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