リノベーションを検討中です。リノベ会社の完成見学会に参加したり、専門誌などを読んだりしています。どの会社のリノベーションも素敵です目移りしてしまいます。果たして自分達の家族に必要なのか?リノベーション後の生活が想像できず、悩んでしまっています。
この記事ではこんな悩みにお答えしたいと思います。
こんにちは。aruhome_aikoと言います。
本記事を書いているわたしは、リノベーション会社に10年以上勤務して、間取りの提案やインテリアの提案を実施してきました。
そんなわたしが、中古マンション+リフォーム・リノベーションを成功させるコツについて答えていきたいと思います。
それではさっそくはじめましょう。
Contents
中古マンション+リノベを成功させるための発想とは!?
リノベを成功させるためのポイントは大きく3つあります。
- ロールモデルをきめればリノベはうまくいく!
- 家族でリノベーションのコンセプトを話し合う(家族は家にどのような役割を期待するのか?)
- ロールモデルから軸をずらす
この記事を読めば、「リノベーション後の生活を想像することができる!」そんな記事です。
それでは早速はじめましょう。
ロールモデルをきめればリノベはうまくいく!?
中古マンション+リノベーションは、施主とリノベーション会社の共同作業です。
つまり、リノベ会社側の設計士さんや営業担当者さんに任せすぎてもうまくいかないですし、リノベ会社側の担当者を信用せず、全てを自分で決めようとしても失敗します。
みなさんは「ロールモデル」という言葉をを聞いたことがあると思います。
説明すると規範となる考えや行動をしている人のことであり、簡単に言えば「お手本となる人や事例」です。
リノベを成功させるためのポイントの一つ目は、ロールモデルを決めることです。
ロールモデルを探す条件は、「自分達と家族構成や予算が似ていて、感覚的にいい!と思えるもの」で問題ないです。
では、どうすれば、お手本となるリノベーション事例を探すことができるのでしょうか。
「家族構成や予算も違うのに、そのまま真似しようとしても実現できないのでは」と思われますよね。
もちろん、そのまま真似しようというわけではありません。
これから、リノベーション会社と打ち合わせを進めていく土台として、また、迷った時に参考にする程度と考えてもらえれえばOKです。
ではどのようにロールモデルとなる施工事例を探していくかですが、雑誌(リフォーム、リノベーション専門誌、ライフスタイルマガジンなど)、SNSやアプリ、実際にリノベ会社の完成見学会に参加する。
この3つが主な情報源となります。
今回は、おすすめのSNS、アプリについて、簡単に解説しますね。
完成見学会の活用方法については、こちらの記事も参考にしてみてください。
わたしがリフォーム・リノベーション工事のロールモデル探しにオススメするのは、この3つのアプリです。
・インスタグラム(https://www.instagram.com)
・ピンタレスト(https://www.pinterest.jp)
・ルームクリップ(https://roomclip.jp)
おなじみなアプリもあります。それぞれのアプリの特徴と活用法をかんたんに説明します。
𓅩インスタグラム
インスタグラムは、ハッシュタグで、好みの画像を検索できます。
まずは、中古マンションリノベーションで検索します。
例:#中古マンションリノベーション
ポイントは、スペースで関連用語を繋げずに検索することです。
投稿されている写真の数も多く、ざっとみて、気になったアカウントは迷わずフォローや保存していきます。
事例写真もそうなのですが、「#リノベ後に後悔したこと」などをまとめているアカウントもあって、とても参考になります。
圧倒的にユーザー数が多いのはインスタです。かならずお好みのリノベーション事例が見つかるはずです。
𓅩ピンタレスト
ピンタレストも同じく画像登録サイトですが、最大の特徴は、好みのインテリアを検索していくと、オススメ画像がどんどんと集まってくることです。
海外のインテリア画像も集めやすく、どちらかというと、お好みのインテリアのテイストの内装イメージを膨らますことにとても役立ちます。
例:グレー インテリア
リノベ会社の担当者と好みのインテリアテイストの共有に役立ちます。
お問い合わせ初期の段階で、「こんなイメージが好き」とリノベ会社に伝えてる際に役立ちます。
𓅩ルームクリップ
こちらも写真投稿サイトですが、実例が多く掲載されている印象です!
実例とは、新築、リノベーションの完成直後のイメージではなく、実際に住んでいる人のリアルな収納方法やインテリアの投稿です。
綺麗な海外のインテリア画像だと、いまいち生活しているイメージがわかない方には最適なんです。
実例を参考にしながら、リノベ後の生活をイメージを膨らましてもらうのに役立ちそうです。
以上、「どのようなイメージの家にしたいか」のイメージを膨らませるために、役立つアプリを紹介してきました。
数年ほど前までは、雑誌やgoogle検索後のイメージ写真の共有で、お打ち合わせを進めていました。
今は、SNSやアプリの活用して、イメージの共有をすることが多いです。
つぎに大事なことは、いろいろな情報が集まったら、「どんな家にしたいか」「これからの暮らし方について」時間をかけて、しっかりとご家族と話あうことだと思います。
リフォームやリノベーションは、ご家族のあいだで、意見がことなることも多いですが、じっくりとかんがえて話をすすめてほしいと思っています。
リノベは、今の暮らし方を見直して、これから暮らしを理想に近づけるきっかけになります。リフォーム・リノベーション工事に役立つアプリをうまく活用しながら、まずはロールモデルを探しましょう。
リノベーションのコンセプト設計とは?(家族は家にどのような役割を期待するかを理解する)
コンセプト設計と聞くと、「リノベーション会社側が考えるものでしょ」と思われるかもしれませんが、施主側もしっかりとコンセプトを考えることは重要だと思っています。
コンセプトとは、全体を貫く基本的な観点・考え方です。
要は、「なぜリノベーションをするのか」ということを決めることです。
「そんなコンセプトとか、難しいことを言われても?」と困ってしまいますよね。
ポイントは考えすぎずに簡単に言語化することからスタートしてみてください。
例:家族全員がリビングにあつまってワイワイと毎日が楽しくなる家、とにかく家事を楽に、スッキリとものが収まっている家など
言語化は、リノベ会社側と打ち合わせやプラン決めに向けて、一貫性をもたせるためにも大事なポイントだと思っています。
つまり「家族は家にどのような役割を期待するかを考える」ことになります。
打ち合わせをすすめると、リノベ会社側の提案にいい意味で影響されて、本来のコンセプトからブレてしまうことがよくあります。
もちろん打ち合わせをする中で、コンセプトが変化することはありますが、迷ったら最初に決めたコンセプトに立ち戻ってみてほしいと思います。
リノベーション工事の打合せをすすめると、施主側も知識が増えてきます。
その結果、やりたいことや機能性を求めて、どんどんと要望や価格が上がっていく傾向にあります。
ある程度までは、許容範囲として変更していくことも必要ですが、明確なコンセプトをもつことで、リノベーション全体のブレを防ぐことができます。
リノベーション成功のコツ!!ロールモデルから軸をずらす
すでにリノベーションを実施して成功した人を参考にすることが、リノベ成功の近道とお話ししてきました。
ただし、ロールモデルは自分達のリノベーションを進める土台であり、「施主それぞれのオリジナル」が必要になると思っています。
ロールモデルと同じコンセプトにしてしまえばロールモデルと同じ家にしかなりませんからね。
そこで、「ロールモデルからどのように軸をずらすか」を考えてみることも必要です。
つまり、ロールモデルやコンセプト設計は重要とお伝えしましたが、ここで決めたものが絶対だというわけではありません。
「本当にこの機能は必要かな?」「家族のライフスタイルにあっているかな?」など、家族全員で話し合ったリノベーションコンセプトに立ち返りってほしいと思います。
ロールモデルを参考にして家族で話し合い、コンセプトを考え、リノベ会社と打ち合わせをして、家族のオリジナルを考える。
このサイクルを繰り返すことにより、理想のリノベーションに近づいていくと思います!
最後まで読んでいただきありがとうございました。