物件探し・購入

中古物件を3件内見してわかった「リノベ向き間取り」の共通点【体験談】

「今日はこんな話を聞いてきたよ、部員のみんな。」

中古マンションを3件内見して、そこからリノベーション向けの1件を選んだご家族がいるって聞いてね。

さっそく羽を伸ばして会いに行ってきたんだ。

お話を聞かせてくれたのは、アヤさん(30代・パート勤務のママ)。ご家族は40代の夫さんと、小学生のお姉ちゃん、年少さんの弟くんの4人暮らし。

「間取り図だけじゃ分からないことだらけだった」というアヤさんに、内見のリアルな話をじっくり聞いてきたよ。」

Q1. そもそも、なぜ中古+リノベを選んだんですか?

「上の子が小学校に上がるタイミングで、そろそろ家が手狭だねという話になったのがきっかけです。新築マンションも見に行ったんですが、希望のエリアだと予算的にかなり厳しくて。それなら中古を買って、間取りを自分たちの暮らしに合わせて作り直す方が、結果的に理想に近づけるんじゃないかと思ったんです。」

「なるほど、予算と理想のバランスを取った結果が“中古+リノベ”だったんだね。」

「そうなんです。ただ、いざ物件を探し始めると『リノベできる物件』と『そうでない物件』の見分け方が全然分からなくて……。

不動産会社さんに聞いても『できますよ』としか言われないことが多くて、内見に行くまで半信半疑でした。」

Q2. 実際に見た3件、それぞれどんな感じでした?

比較のために、築年数も広さもなるべく近い3件を見せてもらうことにしたというアヤさん。いずれも築25〜30年ほど、3LDKで70㎡前後という近い条件の物件だった。

「3件も見比べると、違いがよく分かりそうだね。」

「はい、正直ここまで違うのかと驚きました。大きく分けて3つのポイントで差が出るなと感じたんです。」

① 壁を抜けるかどうかは、構造次第だった

「1件目は、リビングとキッチンを一体化したいという希望を伝えたら、『この壁は建物を支えている壁なので動かせません』と言われてしまって。あとで調べたら、壁自体が建物を支える“壁式構造”の物件だったからなんですね。逆に3件目は、柱と梁で建物を支える“ラーメン構造”で、間仕切りをかなり自由に動かせると教えてもらいました。」

「間取り図だけじゃ、壁式かラーメン構造かって分からないもんね。」

「そうなんです。内見のときに『この壁は構造壁ですか?』と聞くようにしてから、判断がしやすくなりました。」

② 水回りを動かせるかは、床下の“余白”次第

「2件目は水回りの位置を今と大きく変えたかったんですが、床がフラットで配管の勾配を確保するスペースがないと言われて。3件目は床にわずかな段差があり、配管を通すスペースに余裕があったので、キッチンと浴室の位置をかなり自由に動かせるとのことでした。」

「床の段差なんて、普段はまったく気にしないところだよね。」

「私も内見に行くまで知らなかったです。“見えない場所”にこそヒントがあるんだなと思いました。」

③ 窓の位置で、目指す暮らしが決まる

「うちは家族全員がリビングに集まれる、開放的な空間にしたかったんです。3件目は南側にまとまった大きな窓が2つあって、リビングを広く一体化しやすいと言われました。逆に2件目は窓が細かく分かれていて、部屋を仕切る前提の間取りにせざるを得ないという説明で。」

「窓の位置は後から動かせないもんね。子どもたちの成長も考えると、リビングの開放感は大事なポイントだ。」

「はい。上の子が宿題をリビングでする年齢になってきたので、明るくて広いリビングは譲れませんでした。

Q3. 最終的に、どんな決め手で1件に絞ったんですか?

「間取りの自由度はもちろんですが、実はもうひとつ大事にしたポイントがあって。マンションの管理組合の修繕積立金が、無理なくきちんと積み立てられているかも確認したんです。リノベは室内のことばかり考えがちですが、建物全体の管理状態が悪いと、将来的な住み心地や資産価値にも関わってくると聞いていたので。」

「間取りだけじゃなくて、建物そのものの健康状態もチェックしたわけだね。さすがだなあ。」

「夫がその辺りは慎重派で、『管理状態が悪い物件は安くても選ばない』というのが我が家のルールでした(笑)。」

Q4. リノベ後、暮らしはどう変わりましたか?

「一番変わったのはリビングですね。キッチンから子どもたちの様子が見えるようになって、料理をしながら宿題を見てあげられるようになりました。夫も在宅で仕事をする日があるので、リビングの一角にワークスペースを作ったんですが、窓が大きい分、日中は照明なしでも明るくて快適だそうです。」

「まさに“窓の位置で暮らしが決まる”を体現しているね。」

「一方で、正直に言うと後悔している点もあって。北側の子ども部屋は、想定していたより日中でも少し暗くて。照明計画をもう少しちゃんと考えればよかったなと思っています。」

「良かったことも、ちょっとした後悔も、正直に話してくれてありがとう。きっと同じように物件を探している部員たちの参考になるはずだよ。」

物件探しで確認しておきたい3つの質問リスト

アヤさんの体験をもとに、内見時に確認しておきたいポイントを質問リストの形でまとめてみた。

  • 「この壁は構造壁ですか?」(壁式構造かラーメン構造か)
  • 「水回りの位置を変える場合、配管の勾配を確保できるスペースはありますか?」
  • 「南向き・北向きなど、窓の位置と大きさはどうなっていますか?」
  • 「管理組合の修繕積立金は、計画通りに積み立てられていますか?」

間取り図や写真だけでは分からないことばかり。気になる物件が見つかったら、担当者にひとつずつ聞いてみることをおすすめしたい。

コウカイ鳥、まとめの一言

貴重な話を聞かせてくれてありがとう。

間取り図だけでは分からないことが、実際に足を運んで、質問をぶつけてみることでどんどん見えてくる——今日の取材でも改めてそう感じたよ。

次は、配管や断熱まわりの“見えない後悔”について、モグ太に聞いてきた話も紹介する予定だから、あわせてチェックしてみてね。それじゃあ、また次の取材で会おう!」

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アヤさんが実際に使ったサービス

「間取りの希望を伝えると、複数社から提案と概算費用をまとめてもらえる『タウンライフリフォーム』を、内見と並行して使っていました。この間取りだとどれくらいの費用感で、どんなプランが組めそうか、早い段階でイメージできたのが助かりましたね。物件が決まってからは、業者を実際に比較検討するために『リショップナビ』にも見積もりを依頼しました。どちらも申し込んだ後は各社から連絡が来る前提で、少し余裕を持って問い合わせるのがいいと思います。」

「物件選びの段階から使えるサービスがあるのは心強いね。気になる部員は、リンクからチェックしてみてね。」

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