物件探し・購入

住宅ローンの借り換えでリノベ費用を捻出する人が増えている理由

〜コウカイ鳥が聞いた、あるご家族のリアル〜

※金利や制度は変動しやすいものです。実際に検討される際は、必ず金融機関で最新の条件をご確認ください。本記事は一般的な情報提供が目的で、特定の金利や返済額を保証するものではありません。


「今日はこんな家族に会ってきたよ。奥さまのアヤさん(30代)、旦那さん(40代)、お姉ちゃんは小学生、弟くんはこの春から年少さん。にぎやかな4人家族にお邪魔してきたんだ。」

アヤさん一家の悩み

「アヤさん、リノベを考え始めたきっかけは?」

「子どもたちが大きくなって、そろそろ子ども部屋を分けてあげたいと思ったのがきっかけです。キッチンも古くて、毎日ちょっとしたストレスがあって(笑)」

「ただ、リノベはお金がかかります。貯金だけで賄うのは厳しいし、リフォームローンを新しく組んで返済がもうひとつ増えるのも不安で……。」

「そのお悩み、最近よく聞くんだ。今日はその答えを部長に聞いてみよう。」

「呼ばれて登場、部長だ。今日はワシが分かりやすく教えていくぞ。」

Q1. 借り換えって、うちみたいな家庭でも意味あるの?

「借り換えって、一般的な家庭でもメリットがあるんでしょうか?」

「いい質問だ。最近は、借り換えのタイミングでリノベ費用もまとめて借り入れる家庭が増えているんだぞ。理由は3つある。」

① 金利が動くタイミングは、家計を見直す絶好の機会
金利が上昇局面に入ると、「今のローンのままでいいのか」と見直す人が増えます。そのタイミングが、リノベの資金計画も一緒に考えるきっかけになりやすいのです。

② 借り換え+リフォーム費用を上乗せできる金融機関が増えている
以前は「借り換え」と「リフォーム資金」は別々に考えるのが一般的でした。最近は残債とリフォーム費用をまとめて借りられる商品が増え、返済がひとつにまとまるうえ、リフォームローン単体より低めの金利が使えることもあります。

③ 借り換えで浮いたお金をリノベに回すという発想
借り換えで金利が下がれば、諸費用を引いても返済総額が軽くなることがあります。その「浮いた分」をリノベ資金に充てるという考え方が広がっているのも理由のひとつです。

「なるほど……。うちも何年も見直してなかったです。」

「そういう家庭、実は多いんだぞ。まずは見直してみる価値、大いにありだ。」

Q2. リノベ費用も一緒に借りられる仕組みって?

「借り換えとリノベ費用をまとめられるって聞いたんですが、仕組みがよく分からなくて。」

「表で整理しよう。大きく3パターンあるぞ。」

パターン内容
一体型(借り換え+リフォーム一括)現在のローン残債とリフォーム費用をまとめて、ひとつの住宅ローンとして借り換える
住宅ローン+リフォームローン併用借り換えは住宅ローンで行い、リフォーム費用は別途リフォームローンを組む
無担保リフォームローンのみ借り換えはせず、リフォーム費用だけを別枠で調達する(借入額が小さい場合向き)

借入額が大きいほど「一体型」がお得になりやすい。住宅ローンはリフォームローンより金利が低いことが多いからな。逆に借入額が小さい場合は、住宅ローンの手数料や保証料が相対的に重くなり、無担保リフォームローンの方が向いていることもあるぞ。」

「うちはキッチンと子ども部屋の工事だから、そこそこの金額になりそうです……。」

「そこがポイントなんだよね……。『とりあえず借り換えれば得』と思い込むのは危険だよ。自分の借入額だと、どのパターンが向いているか、まず整理するのが大事だよ。」

Q3. 手続きが大変そうで、なかなか踏み出せなくて……

「借り換えって手続きが大変そうで、一歩が踏み出せなくて……。」

「気持ちは分かる。でも流れを知れば怖くないぞ。」

  1. 現在のローン条件を確認:金利タイプ、残債、残り返済期間を把握する
  2. リノベ内容と概算費用を整理:リフォーム会社から見積もりを取っておく
  3. 借り換え先を比較検討:複数の金融機関・商品を諸費用込みで比較する
  4. 事前審査を申し込む:本人確認書類・収入証明・見積書などが必要になることが多い
  5. 本審査〜契約:団体信用生命保険の加入や担保評価の確認が行われる

「必要書類は金融機関ごとに違うから、事前確認がおすすめだ。特に②の見積もりは、リノベ相談と同時に進めると二度手間にならないぞ。」

Q4. 注意しておいたほうがいいポイントは?

「良いことづくめに見えますが、注意点はありますか?」

「もちろんある。正直に伝えておくぞ。」

  • 諸費用を忘れずに試算する:事務手数料・保証料・登記費用などがかかります。金利差だけで判断すると、メリットが小さくなることもあります。
  • 審査は「今の年収・信用情報」で見られる:購入時より年収が下がっていたり、他の借入が増えていたりすると、希望額まで借りられないことがあります。
  • 金利は上下する前提で考える:今の金利だけでなく、将来の変動リスクも踏まえて金利タイプを選びましょう。
  • 「借り換え=必ず得」とは限らない:残債が少ない、返済期間が短いケースでは、諸費用の方が上回ることもあります。
  • 子どもの成長スケジュールとのすり合わせ:進学や入学と工事時期が重なると負担が大きくなりがち。教育費とのバランスも含めて計画しましょう。

「教育費とのバランス、確かに気になってました……。下の子の入園と重なりそうで。」

「そこは家族全体のライフプランとして考えてほしいポイントだ。リノベだけで完結させず、数年先まで見据えるのがコツだぞ。」

アヤさんが実際にやってみたこと

「アヤさん、結局どうやって進めたんですか?」

「金利のことは自分たちだけだと判断が難しくて……。無料の住宅ローン診断サービス「モゲチェック」を使ってみました。今のローン条件を入力するだけで、借り換えた場合のメリット額の目安や金利タイプ別の比較が分かって。『まず自分の家の場合はどうなのか』を知れたのが、一歩踏み出すきっかけになりました。」

「数字で見えると、夫婦での話し合いもしやすかったですね。」

「自分の場合はどうなの?』を最初に知るのは、大事な一歩だね。」

まとめ

「今日はアヤさんご夫婦に、借り換え×リノベのリアルな悩みと工夫を聞かせてもらったよ。借り換えでリノベ費用を捻出する家庭が増えている理由は、次の3つだったね。」

  • 金利が動くタイミングでの家計見直し
  • 借り換え+リフォーム費用上乗せに対応する金融機関の増加
  • 浮いたお金をリノベに回すという発想の広がり

「ただし、借り換えが必ずしも全員にとって得とは限らない。諸費用や審査条件、家族のライフプランまできちんと確認したうえで、自分たちに合った選択をすることが何より大切だぞ、部員諸君。」

「うちも、まずは家族で話し合うところから始めてみようと思います。」

「今日はいいお話が聞けたよ。アヤさん、夫さん、お姉ちゃん、弟くん、ありがとう!次のリノベ、進んだらまた聞きに来るね。それじゃあ、続きはまたブログで!」


-物件探し・購入