リノベーション

中古+リノベは本当にお得?資産価値から見た損益分岐点【体験談】

「新築はもう高すぎて手が届かない。だったら中古を買ってリノベしよう」

そう考える部員が、最近ぐっと増えているんだそうだ。よし、今日はコウカイ鳥に取材に行ってもらった記事を紹介しよう。中古マンションを買ってリノベした、あるご家族の本音を聞いてきてくれたぞ。

今日はこんな家族に会ってきたよ

こんにちは、コウカイ鳥です。今日は、中古マンションを購入してリノベーションしたご家族のもとへお邪魔してきたよ。

お話を聞いたご家族

  • アヤさん(30代・資金計画と物件選びを担当)
  • 夫さん(40代・休日にリノベ会議に参加するスタイル)
  • 長女ちゃん(小学生・自分の部屋がお気に入り)
  • 長男くん(年少さん・リビングの秘密基地スペースがお気に入り)

築年数のたったマンションを購入し、フルリノベーションしてから数年が経つこのご家族。「中古+リノベって結局お得だったの?」という、部員のみんなが一番聞きたいところを、じっくり聞いてきたよ。

Q1. なぜ「中古+リノベ」を選んだの?

率直に聞きたいんですが、新築という選択肢は考えなかったんですか?

もちろん最初は新築も見ていたんです。でも希望のエリアだと、新築マンションの価格がどんどん上がっていて…。同じ予算で中古マンションを見に行ったら、驚くほど広さと立地に余裕が出て。「これはリノベ前提で考えた方がいいかも」と夫婦で話すようになりました。

正直、最初は「中古ってなんだか不安」というイメージがあったんです。でも調べていくと、新築価格が上がり続ける一方で、中古は流通量が多く相場も読みやすいらしくて。冷静に比べたら中古+リノベの方が現実的でした。

新築が高いから中古」というより、「比べてみたら中古の方が納得できた」という感じなんだね。

Q2. リノベにいくらかけたの?費用感は正直どうだった?

70㎡ほどのマンションで、水回りから床・壁まで全部やり直すフルリノベーションでした。リノベ費用だけで1,000万円台前半くらい。物件価格と合わせても、同じエリアの新築を買うより、かなり抑えられた実感があります。

あとから聞いた話では、新築を買う場合と比べて、トータルで1,000万円以上の差が出るケースも珍しくないそうです。うちも近い感覚でした。

「同じ暮らしを、これだけコストを抑えて手に入れられる」というのは、中古+リノベの大きな魅力だよね。ただ、ここで終わらせちゃいけないんだよね?

そうなんです。最初は「安く買えたからラッキー」で終わりそうだったんですが、ファイナンシャルプランナーさんに言われたんです。「買うときの安さだけでなく、将来手放すときにいくら戻ってくるかまで考えてくださいね」って。

Q3. 「損益分岐点」ってどういうこと?

これ、部員のみんなも気になっているところだと思う。最初どう理解したんですか?

私なりの理解なんですが…「新築を買った場合の総額」と、「中古を買ってリノベして、将来売るときの目減り分まで引いた実質コスト」が、どこかで釣り合うポイント、という感じで捉えています。

わかりやすい!部長の資料にも、比べるべきは次の4つだと書いてあったよ。

  • 物件そのものの購入価格(新築 or 中古)
  • リノベーション費用(中古の場合)
  • 仲介手数料や登記費用などの諸費用
  • 将来売るときに戻ってくる金額(資産としての残存価値)

うちが特に意識したのは最後の項目でしたね。「安く買えた分、将来資産として残りにくかったら意味がない」というのは、資金計画の段階でかなり話し合いました。

Q4. 資産価値が残りやすい中古+リノベは、どう選んだの?

ここ、部員のみんなが一番知りたいところだと思う。実際に何を基準に選んだの?

大きく3つ意識しました。

① 立地はリノベで変えられない
駅からの距離や周辺環境は、どれだけ内装をきれいにしても変えられません。予算を削るなら内装のグレードで調整し、立地だけは譲らないようにしました。

② マンションの管理状態を確認する
内見のときは見落としがちですが、修繕積立金の水準や長期修繕計画の有無は、専有部分をどれだけリノベしても変えられません。管理がしっかりしている物件を選びました。

③ 個性を出しすぎない
これは夫と喧嘩になりかけたポイントです(笑)。

僕、こだわりの間取りにしたかったんですよ。

でも「次に住む人が想像しにくい間取りだと、将来売りにくくなる」と言われて、水回りの刷新や断熱性能アップを優先し、間取りはシンプルに寄せました。

わたしは自分の部屋ができたから満足!

ぼく、リビングのかくれる場所がすき!

コウカイ鳥:

(笑)。子どもたちにとっては「資産価値」より「自分の居場所ができたか」が一番の決め手だもんね。それも大事な視点だ。

Q5. 今振り返って、この選択をどう思う?

「安く買えたからよかった」で終わらせなくて本当によかったです。将来のことまで考えて選んだから、今の暮らしにも自信を持てています。

僕は当時、もっとこだわりたい気持ちが強かったんですが、今は「シンプルにしておいてよかった」と思う瞬間が増えました。子どもの成長で部屋の使い方も変わりますし、間取りに余白があるのは想像以上に助かっています

断熱性能を上げておいたのも本当によかったです。日々の快適さはもちろん、「将来また誰かが住むときに評価されやすい部分」に手をかけられたのは、後悔のない判断でした。

コウカイ鳥のまとめ

今日はアヤさんご家族に「中古+リノベの本当のところ」を聞いてきたよ。

話を聞いて感じたのは、「中古+リノベは得か損か」に一律の正解はなくて、どの物件を選び、どこにお金をかけるかで結果が大きく変わるということ。

  • 立地・管理状態など、リノベでは変えられない部分を優先して選ぶ
  • 水回り・断熱性能など、次の誰かにも評価されやすい部分に投資する
  • 「安く買えたから得」で終わらせず、将来手放すときの姿まで想像しておく

この3つを意識できているご家族は、損益分岐点が新築寄りに近づき、中古+リノベの良さが長く続きやすいんだって、部長も言っていたよ。


さすがコウカイ鳥、いい話を聞いてきてくれたな。アヤさんご家族、ありがとう。

「うちの場合はどうなんだろう」と思った部員は、まず立地と管理状態から見直してみるといいぞ。

次は、実際に中古物件を内見して分かった「リノベ向きの間取り」の共通点についても紹介する予定だ。

物件探しの段階から資産価値を意識したい人は、そちらもあわせてチェックしてみてくれ。

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