リノベーション

リフォーム・リノベーションの打ち合わせは何回?後悔しないペースと回数のリアル

「今日はこんな話を聞いてきたよ、部員のみんな。」

そう言って戻ってきたのは、あちこちの家を飛び回って話を集めてくるインタビュアー、コウカイ鳥。今回訪ねたのは、中古マンションをスケルトンリノベーションしたばかりのアヤさんご一家です。

アヤさんは30代、共働きのママ。ご主人は40代で帰宅は遅め。お子さんは小学生のお姉ちゃんと、年少さんの弟くんの4人家族です。

「打ち合わせって、実際どうでした?」

コウカイ鳥がそう聞くと、アヤさんは笑いながら話し始めてくれました。


Q1. 打ち合わせって、結局何回くらいあるものですか?

「最初は1〜2回、多くても3回で決まると思っていました。でも実際は違いましたね。」

「実際は何回くらいだったの?」

「結局、10回近く打ち合わせを重ねました。最初は驚きましたけど、終わってみるとちょうどよかったなと思っています。」

💡 コウカイ鳥のまとめメモ
スケルトンリノベーションの打ち合わせは8〜10回前後が目安。プランと見積りが固まるまでは、少なくとも数ヶ月、余裕を見て半年ほどかかることも。多いと感じても、これは今も昔も変わらない“王道ペース”です。


Q2. 子育て中でも、打ち合わせの時間ってちゃんと取れますか?

「お姉ちゃんは習い事もあるし、弟くんはまだ小さいでしょ?時間、どうやって作ってたの?」

「正直そこが一番悩みました(笑)。最初の頃は、弟を実家に預けられる土曜の午前中に打ち合わせを入れていました。簡単な確認はオンライン、実物を見て決めたいサンプル選びだけ対面、と使い分けていましたね。」

「全部を対面でやろうとしなかったのがポイントなんだね。」

「そうですね。壁紙のサンプルやキッチンのショールームなど、実物を確認したい打ち合わせだけは絶対に対面で。それ以外は資料や写真のやり取りでかなり進められました。」

💡 コウカイ鳥のまとめメモ
すべてを対面でこなす必要はありません。「実物を見て決めたい打ち合わせ」「資料や画面共有で十分な打ち合わせ」を仕分けするのがコツです。


Q3. 1回の打ち合わせは、どれくらいの時間がかかりますか?

2〜3時間が多かったですね。長い日は4時間近くになったこともありました。」

「4時間!子どもたちはどうしてたの?」

「長くなりそうな回は夫や実家にお願いして。短めの回は隣で一緒に参加させたことも。娘は『壁の色どれがいい?』と聞かれるのを意外と楽しんでいましたね。」

「お姉ちゃんの意見も採用されたの?」

「実は、洗面所のタイルの色は娘の一票で決まったんです(笑)。家族みんなが少しずつ関わった家って、愛着が違う気がします。」

💡 コウカイ鳥のまとめメモ
1回の打ち合わせは2〜3時間、長い日で4時間ほどが目安。子どもの預け先や参加のさせ方を先に考えておくと、当日バタバタしません。


Q4. どうしてそんなに、何度も話し合う必要があるんですか?

「1回でまとめて決めちゃダメなの?」

「私も最初は効率よく一気に決めたかったんです。でも進めるうちに気づいたのは、夫婦でもイメージが全然違うということでした。」

「イメージが違ったんだ。」

「私は明るいホワイト系のキッチン、夫は無垢材の落ち着いた雰囲気を想像していて。1回目で決め打ちしていたら、どちらかが我慢する結果になっていたはずです。何度か話す中で、『白い面材+ダイニング側だけ無垢の造作カウンター』という、お互い納得できる形にたどり着けました。」

💡 コウカイ鳥のまとめメモ
リノベーションでは、予算・間取り・内装・設備など数えきれないほどの決めごとがあります。それ以上に大事なのが「家族それぞれのイメージのすり合わせ」。ゴールを決め打ちせず、会話を重ねて輪郭をはっきりさせるのが、打ち合わせを重ねる本当の意味です。


Q5. 「もっと時間をかければよかった」と思うことはありましたか?

「あります。弟の収納を、当時のベビー用品サイズに合わせて早めに決めすぎたんです。工事が始まる頃には持ち物もすっかり変わっていて、もう少し可変性を持たせればよかったと思いました。」

「子どもの成長って早いもんね。」

「はい。それに、急いで決めた項目ほど、あとから変えたくなることが多かった気がします。工事が近づくと変更が難しかったり費用がかかったりするので、迷ったときは一晩置いてから返事するようにしていました。」

💡 コウカイ鳥のまとめメモ
早く決めすぎると、生活の変化とともに気持ちも変わりやすいもの。子ども部屋や収納は「あとから調整しやすい形」を意識するのがおすすめ。迷ったら即決せず一晩置く、これだけで後悔はぐっと減ります。


Q6. これから打ち合わせに臨む家庭に、アドバイスはありますか?

「3つ、伝えたいことがあります。」

  • その日決めることを、先に聞いておく
    話が広がっても迷子になりにくいです。
  • 保留にした項目は、期限を決めて宿題にする
    先延ばしにすると、あとで一気に決める羽目になります。
  • 家族の中で役割分担を決めておく
    「色・素材の判断は私、収まりや動線は夫」など、分担すると意見がまとまりやすいです。

「回数が多いのは、最初は面倒に感じました。でも振り返ると、後悔しないための大事な時間だったと思います。」


まとめ

打ち合わせの回数やペースの目安は、時代が変わっても大きくは変わりません。

8〜10回前後・1回2〜3時間・期間は数ヶ月〜半年ほど。これが無理のない王道ペースです。

対面とオンラインの使い分けや、家族の役割分担といった工夫を取り入れながら、「決め打ち」ではなく「すり合わせ」を意識して進めることが、納得のいくリノベーションへの近道です。

「今日はアヤさんご一家に貴重な話を聞かせてもらったよ。次はどんな部員さんのお話を聞きに行こうかな。」

そう言って、コウカイ鳥はまた次の家へ飛んでいきました。


本記事に登場するご家族の体験は、実際の声をもとに構成しています。打ち合わせの回数や期間は工事の規模やご家庭の状況によって前後しますので、目安としてご参考ください。

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