
「お風呂に入るのが、ちょっと憂鬱…」「キッチンに立つたびに、小さなストレスがある…」

そんな声が部員のみんなからよく届くんだぞ。
ワシはリノベ部の部長、ブブ部長だ。
今日はその答えを探すべく、取材担当・コウカイ鳥に、お風呂とキッチンを同時にリフォームしたご家庭へ話を聞きに行ってもらった。さっそくバトンタッチしよう!
Contents
きっかけは「毎日の小さなストレス」の積み重ね
こんにちは!今日はこんな話を聞きに来たよ。お邪魔してます、アヤさん」

出迎えてくれたのは、30代・二児のママのアヤさん。
夫さん(40代・会社員)、小学生の長女、年少さんの長男との4人暮らし。数年前に、お風呂とキッチンを同時にリフォームしたご家庭だ。

「うちは『リフォームしたい!』というより、小さな不満が積み重なっていった感じでした」
「具体的には、どんな不満だったんですか?」


「お風呂は寒くて、冬に子どもを洗うのが一苦労で。キッチンは収納が少なくて、お弁当グッズがいつも出しっぱなし。
洗い物をしながら子どもの様子を見たいのに、リビングが見えないのも地味に困っていました」
「『不便だけど、まあ我慢できる』が積み重なっていったんだね」


「まさにそれです。
長男が生まれて家事の負担が増えたタイミングで、『もう我慢しなくていいんじゃないか』と夫と話すようになりました」
見た目だけで選んで、危うく後悔しかけた話
「検討中に、失敗しそうになったことはありますか?」


「あります(笑)。最初、ショールームで見た『可愛いキッチン』に一目惚れして、そのまま決めそうになったんです。でも冷静になって朝の動きをシミュレーションしたら、私と長女の朝支度の動線とぶつかることに気づいて。危なかったです」
アヤさん「お風呂も同じで。デザイン重視の浴槽に惹かれたんですが、担当の方に『断熱性能はどうしますか』と聞かれて初めて、そこを考えていなかったと気づきました。
長男は寒がりなので、断熱を後回しにしていたら絶対後悔してたと思います」
「あと、予算配分も危なかったです。見える部分にお金をかけすぎて、配管まわりの工事費が足りなくなりかけました。担当の方に指摘してもらえたので事なきを得ましたが」

実際にやってよかった「失敗しない3つのポイント」
「その経験から、これから検討する人に伝えたいポイントは?」


「はい、3つあります」
① 生活動線を先に決めてから、設備を選ぶ

「デザインを見る前に、『朝起きてから家を出るまで、家族それぞれがどう動くか』を紙に書き出したんです。
これを先にやったことで、キッチンをリビング側に向ける判断ができました。今は洗い物をしながら子どもを見られるので、本当に楽になりました」
② 家族のライフスタイルに合わせて、予算の優先順位をつける

「朝はとにかく時間との勝負なので、食洗機は絶対に外せないと最初に決めました。逆にお風呂の見た目のグレードは標準にして、その分を断熱性能と浴室乾燥機に回したんです。
『全部ハイグレードにしない』と決めたことで、予算配分に迷わなくなりました」
③ 見えない部分(配管・断熱・換気)の予算は最初に確保する

「見積もりの最初の段階で、『配管や断熱にいくら使うか』を先に決めておくのがおすすめだそうです。
先に確保しておいたおかげで、あとから『お金が足りない…』とならずに済みました」

費用感のリアルなところ
「気になる方も多いと思うので、費用感も聞いてもいいですか?」


「もちろんです。あくまでうちのケースですが、参考にどうぞ」
| 工事内容 | 費用の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| お風呂(標準グレード) | 60万円〜100万円 | ユニットバス交換が中心。断熱・節水仕様も選びやすい |
| お風呂(ハイグレード) | 100万円〜200万円 | 高断熱浴槽、浴室暖房乾燥機などをフル装備 |
| キッチン(標準グレード) | 80万円〜150万円 | 対面キッチンへの変更、収納増設など |
| キッチン(ハイグレード) | 150万円〜300万円 | 食洗機ビルトイン、こだわりの水栓・天板材など |
| お風呂+キッチン同時 | 150万円〜400万円前後 | 同時発注で足場・人件費を抑えられるケースが多い |

「同時にお願いしたことで工事日程がまとまって、生活への影響も最小限だったのがよかったです。複数の会社で見積もりを比較したのも安心材料になりました」
これからリフォームを考える人へのアドバイス
「最後に、部員のみんなに伝えたいことは?」


「流行りの設備に惹かれる気持ち、すごくわかります。でも、まずは『自分の家族が、毎日どう動いているか』を見つめ直すことが一番大事だと思います。
断熱や家事時短につながる設備は、見た目ほど目立たないけど、暮らしの満足度に直結すると実感しました」
「あと、自治体や国の補助制度が使える場合もあるので、検討するタイミングで確認してみるといいと思います。
制度の内容は変わることがあるので、その時点の最新情報を業者さんに確認するのがおすすめです」
まとめ

「アヤさん、貴重なお話をありがとうございました!」
- 生活動線を先に決めてから設備を選ぶ
- 家族のライフスタイルに合わせて予算の優先順位をつける
- 見えない部分(配管・断熱・換気)の予算を最初に確保する
この3つを押さえておくだけで、後悔のリスクはぐっと減らせそうだ。
ワシ、ブブ部長からも一言。今日のアヤさんの話、部員のみんなにもぜひ参考にしてほしいぞ。
配管や断熱まわりの「見えない後悔」については、モグ太が別記事で解説してくれる予定だ。
気になる部員は、そちらもチェックしてみてくれよな!

ではまた次の記事で会おう。部長でした!